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sugalu

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サンタ・マリア







八月十三日 享年三十二歳

「 ∞ 」












これが誰かに読まれることなど あるのだろうか

α、Ψ、Ω

それらもどうなった だろうか

幸福が終わってしまって から

床に臥せるまでの僕を

意地汚くも遺そう と思う




君という幸福が終わりを告げてから

僕は家の何処にいても 頬に長い髪が一本纏わりつくような感覚を覚えた

家の何処にいても君を思い出す 僕は思い出の君に話しかけるようになった




僕は君の一言一句を覚えている

今も君は僕の隣に寄り添う様に





どうして僕は今も君を愛しているのだろうか

どうして「愛した」と終えられないのだろうか








「うまく理由が言えず、どうしようもないこともあるのですよ」








ある日の君の言葉が脳裏に響いた

まるで今、僕の鼓膜を揺らした様に






そうか

どう仕様もないことなんだ

今も君を愛しているということは



ならば

もう考えあぐねるのは諦めよう



それは

僕が地に還っても覆らないのだから



嗚呼

頬にまた君の髪が触れた







終わらない幸福の始まり




















※8/13~16 16時迄パスワード入力による閲覧設定にしておりましたがどなたにでも閲覧可能に変更致しました

ある逸話完結編「サンタ・マリア」をご購入頂き誠にありがとうございました。

ある逸話にて撮影者として参加させて頂きましたまこと(親しい友人には、まっこやんと呼ばれております)と申します。少し、作家(という程の者ではありませんが)としても書かせて頂きました。新刊・既刊共々、本誌内での文字は全てRENが綴っております。私は既刊の遺書、新刊の文庫にて書かせて頂きました。

ある逸話はRENが監督作成編集発行しておりますが、RENがめしべで私はおしべのような、そういう気持ちを抱いております。彼氏面すんなって怒らんといて。勝手にそんな気分ってだけです。

ある逸話が初めて頒布されたのは2015年の5月、そして今日は2016年8月13日。
撮影開始は2014年の11月頃だったような。寒かったのはよく覚えています。
あっという間にしては肌理の細かい日々でした。もう十年くらい三人でいたような。

作家として私自身が女学生であり書生であったと思います。そういう意味では「わたくしたちはひとつに成れた」のかもしれません。でもそれが幸福かと考えれば、そうではないような。私だけでなく被写体の全員が女学生であり書生であったようにも思います。あ、ゆぅきは女学生一択か。我々四人で「ひとつに成れた」んでしょうか。そうであったら万々歳。

さて、この記事を載せているブログ「sugalu」はかれこれ七年程このブログ名でやって参りました。まことという名前だと十年以上。

そして、2016年8月13日、そう、本日。閉鎖致します。9月には消失します。元々、春が来たら閉鎖の予定でした。でも、ならば




書生さんと心中して仕舞おうか




そう思っただけです。新しい名前、新しい場所でまた生まれ変わります(新しい場所は呼吸を始めております)。またお会い出来た時はどうぞよしなに。

RENとそーじとゆぅきに出逢えて良かった。共に過ごせた事を誇りに思う。有難う愛しい子たち。生まれ変わってもまたこの手を取っておくれ。


それでは、ここまでお付き合い頂き有難うございました。

嗚呼、良い人生でした。

感謝と愛を此処に。

真山誠
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